奈良県大和郡山市では、毎年8月の第3週日曜日に全国金魚すくい選手権大会が開催されます。
今年で25回目を数え、金魚好きとしては夏の風物詩となっています。
大会当日は全国各地から6,000人以上の人が集まる大イベントです。
今回は、全国金魚すくい選手権大会についてご紹介します。
全国金魚すくい選手権大会とは?
全国金魚すくい選手権大会は、各地で開催されている予選大会をみごと勝ち抜いた人が、日本一をかけて争う大会です。
当日は開場周辺に飲食物の屋台や、お土産ブースなどが並びます。
また、歌のイベントやピエロが登場するなど、競技に参加しない人でも十分楽しめる内容となっています。
全国金魚すくい選手権大会競技の詳細
全国の金魚すくいが好きな人が集まって、日本一を決める大会です。
3分間でどれだけ多くの金魚をすくえたかを競う競技となっています。
大会は朝の9時に開会式が始まり、一般の部、小中学生の部、団体戦の順で1回戦が行われます。
競技時間は3分で、1組約100人、1水槽最大4人の競技者で争われ、個人戦は上位25名までが準決勝進出となります。
全国金魚すくい選手権大会の会場である金魚スクエアは、二階建ての体育館になっています。
入り口である正面玄関は2階となっており、そのまま通路を進むと、2階観覧席が準備されています。
競技会場は1階となっていて、競技場の一角にも観覧席が設けられています。
競技場内にはスリッパでの入場は禁止で、原則スニーカーを着用することになっています。
金魚すくいは競技ですので、スリッパ着用では参加できないというルールがあるからです。
観覧者は会場にスリッパが用意されています。
会場入り口に袋が用意されているので、下履きをいれて持ち歩いてください。
競技場には水槽が並べられており、1水槽につき最大4人が金魚すくいを行います。
人数が少ない場合は、1水槽2~3人になります。
水槽の立ち位置については、あらかじめ決められており、自分で変更することはできません。
たとえば、右手ですくう方にとっては、左角を使える位置が有利になりますが、場所を自分で選択することはできません。
たとえ棄権者が出たとしても、あらかじめ決まった場所での競技を求められます。
こちらは完全に運となります。
ちなみに、自分がすくう場所は、競技開始前に競技会場入り口横に貼り出されます。
事前にチェックして、戦略を考えておきましょう。
参加申し込みは大和郡山市のホームページから
金魚すくい選手権大会の参加申し込みは無料となっています。
2019年の申込期限は、7月17日(水)です。(締め切られました!)
大和郡山市のホームページに申し込みフォームがあるので、そちらから申し込んでください。
申し込みが完了したら、すぐに自動返信で申し込み受け付けメールが来ます。
個人戦と団体戦の重複申し込みはできません。
どちらかへの申し込みとなります。
小中学生の部は500人、一般の部は800人、団体戦は350組までの参加となっています。
申し込み者が定員を超える場合は、抽選となります。
抽選結果は8月上旬に通知されます。
参加できる場合は、参加番号や当日のスケジュールが書かれたはがきが届きます。
当日、入り口すぐの受付カウンターではがきを提出し、ゼッケンやプログラムと交換することになりますので、必ず持っていくようにしてください。
フレンドリーマッチへの申し込みはお早めに!
大会当日、競技に参加しない方や、小学生未満で大会に出られない方を対象に、フレンドリーマッチが開催されます。
大会形式の金魚すくいを体験してもらおうという企画です。
当日8:30からの受付で定員100名となっていますが、毎回あっという間に満員御礼となってしまいます。
参加を希望する方は、早めに会場に来るようにしてください。
人気のイベントですね。
ステージイベントや屋台なども楽しめる
金魚すくい選手権大会当日は、ステージでのイベントや、屋台が準備されており、金魚すくい以外でも楽しめるイベントとなっています。
全国金魚すくい選手権大会ステージイベント
競技会場の外ではステージが設置されており、毎年数々のイベントが開催されます。
注目は上野樹里さんのお姉さんで歌手の上野まなさんのイベント。
金魚の歌を唄っておられる関係で、毎年のようにライブが開催されます。
子供から大人まで楽しめる、金魚をテーマにしたとても可愛い歌になっていますので、ぜひ生で聞いてみてください。
開場周辺に出店されている屋台の数々
イベントが行われるステージの周辺には、屋台がずらりと囲んでいます。
お昼ご飯として楽しんだり、かき氷などもあるので、食後のデザートも楽しむこともできます。
会場内には本格的な野球場があり、大会当日は解放されています。
飲食OKとなっているので、スタンドで座りながらゆっくりと食事をすることができます。
金魚すくい練習場所
これから競技に参加する人や、競技には出ないけれど金魚すくいを楽しみたい方のために、2回100円で金魚すくいができるようになっています。
水槽の数に限りがあるのと、1水槽の金魚の数が少ないので、満足できる練習は難しいかもしれませんが、感覚を確認するには十分です。
料金も安価なので、しっかりと練習して本番に臨みましょう。
ただし、あまり練習し過ぎると本番まで集中力がもたない、ということもありますので、ほどほどが良いでしょう。
全国金魚すくい選手権大会、開催場所へのアクセスや駐車場は?
金魚すくい選手権大会の会場の最寄り駅は、近鉄大和郡山駅、もしくはJR大和小泉駅になりますが、どちらかも徒歩では約50分かかります。
そのため、公共交通機関ご利用の方は、バスやタクシーを利用してください。
公共交通機関をご利用の場合
近鉄橿原線・近鉄郡山駅より
奈良交通バス「71・72系統」小泉駅東口行 約15~20分・・・市営グランド前下車すぐ
JR大和路線・大和小泉駅(東口)より
奈良交通バス「71・72系統」近鉄郡山駅行 約15~20分・・・市営グランド前下車すぐ
全国大会当日は、近鉄郡山駅・JR郡山駅から臨時シャトルバス(有料)をが出ます。
車で来場する場合
住所:奈良県大和郡山市矢田町2
車での移動の方は、駐車場はかなり広くとられているので、イベント中を通して満車で停めることができないということはほぼありません。
ただし、普段草野球の球場で使用するなど、多目的グランドとして設置されている場所が駐車場となるため、アスファルト舗装されていません。
砂の上に停めることになりますので、砂ぼこりで車が汚れることについては覚悟が必要です。
駐車場から会場に移動する際も、砂埃が舞う中歩くことになるので、気管支が弱い方はマスクを準備してください。
また、大会当日は真夏で、駐車場は日を避けるところがないため、女性の方は日傘が必須です。
あと、雨天時は靴の底がかなり汚れるので、車内も砂だらけになります。
停車場所次第では、会場まで5~10分ほど歩かなければならない場合があります。
まとめ
全国金魚すくい選手権大会は、今年で第25回を迎えます。
四半世紀にもわたって続いている、夏の恒例イベントとなりました。
それにふさわしく、芸能人や有名人の方もちらほらと会場で見かけることができます。
競技に参加しなくても十分に楽しむことができるので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
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