リーダーに必要な4つのスキルとは?

リーダー能力向上

優れたリーダーを目指す人「リーダーに必要なスキルが知りたいです。成果をあげることができる強いチームを作りたいからです。そして、そのスキルを身に付ける方法を知ることができたら嬉しいです。

こんな疑問を解決します。

この記事の内容

  • リーダーに必要なスキルがわかる

こんにちは、せいじです。

チームのリーダーには、リーダーの役割を果たすために必要なスキルがあります。

このスキルをマスターすれば、メンバーと信頼関係し、成果をあげることができるチームを作ることができます。

リーダーにとって、メンバーとの信頼関係を構築することは、最重要課題です。

これさえできれば、リーダーとして仕事が格段にしやすくなります。

というわけで、今回はリーダーに必要な3つのスキルというテーマで書いていきます。

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リーダーの3つの役割とは

リーダーのスキルについて書く前に、リーダーの3つの役割を確認しておきます。

その3つとは次の通りです。

  1. 方向性を示す
  2. 責任を取る
  3. 承認する

この役割を担うことで、チームをまとめていくことができます。

詳しくはリーダーの3つの役割とは?【強いチームを作る方法】を読んでいただけると嬉しいです。

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リーダーに必要な4つのスキルとは

リーダーの役割を担うために必要なスキルは、4つあります。

まとめると次のようになります。

  1. スタッフの話しを聞くスキル
  2. 問題を分析するスキル
  3. スタッフに伝えるスキル
  4. 場の空気を作るスキル

掘り下げていきます。

スタッフの話しを聞くスキル

リーダーに必要なスキルとして、まずメンバーの話しをしっかりと聞くことがあげられます。

多くの人は、自分の話しを聞いてもらいたい、大切にしてほしい、重きを置いてほしい、と思っています。

特に自分が所属するチームのリーダーに対しては、その思いを強く持ちます。

リーダーがしっかりと耳を傾けてくれることで、自分が必要とされていること、自分を大切にしてもらえていることをメンバーは感じるのです。

なお、話しを聞く際の重要な技術として、バイスティックの7原則があります。

対人援助技術の基本的原則になります。

詳しくは【対人援助技術】バイスティックの7原則をわかりやすく解説をご覧いただけると嬉しいです。

また、リーダーがメンバーの話しをしっかりと聞くと、メンバーもリーダーの話しをしっかりと聞くようになります。

自分を大切にしてくれる人に対しては、自分も相手を大切にしようとする気持ちが働くからです。

その結果、リーダーとメンバーの信頼関係が深まり、強いチームを作ることができます。

リーダーが話しを聞けないと・・・

リーダーがいつも忙しそうにしていたり、常に話しかけるなオーラが全開だと、メンバーは話しかけることができなくなります。

話しができないと、メンバーは自分の中で悩みや問題を抱えてしまいます。

そして、表に出てきた時には取り返しのつかない状況になっていることも少なくありません。

たとえば、メンバーが悩みを抱えていて、リーダーに相談したいと思っていたとします。

しかし、リーダーに話しかけることができず、自分で悶々と悩み続けた結果、心が折れて仕事を辞めてしまうことが起こり得ます。

また、メンバーが仕事上で小さなトラブルを抱えたとしましょう。

できることならリーダーに相談して解決策を講じたいところでしたが、忙しそうにしているリーダーに遠慮して、なんとか自分で解決しようとした結果、さらに大きな問題に発展しまったというケースも実際に起こり得ます。

いずれの問題も、リーダーに聞く姿勢があれば、大きな問題にならずに済んだのです。

ですから、リーダーはメンバーの声に、常に耳を傾ける意識が必要です。

忙しいリーダーがメンバーの話しを聞くための工夫

とはいえ、リーダーは多くの仕事をこなしていかなければならない立場です。

集中して考えなければならない事柄もあります。

そんな時は無意識のうちについ話しかけるなオーラが出てしまうこともあるでしょう。

ではどのように解決すればいいでしょうか。

たとえば、毎日決まった時間をメンバーの話しを聞く時間として設定し、その時間帯をメンバーに周知しておくのです。

そうすれば、メンバーもその時間帯に気軽に声をかけることができますし、リーダーも仕事のペースや順番を調節することができます。

リーダーは自分の話しを確実に聞いくれる人だ、とメンバーが感じられる環境を作っておきましょう。

問題を分析するスキル

リーダーには問題を冷静かつ俯瞰的に分析するスキルが必要です。

なぜなら、チームはリーダーが指し示す方向へ進んでいくからです。

仮にリーダーの示す方向が間違っていた場合、チーム全体に大きなダメージを与えることになります。

ですから、一部の人の声や、一つの側面から見て物事を判断するのではなく、広い視野を持ちつつ、問題を掘り下げて考えなければなりません。

そうすることで必要な課題が抽出でき、問題を解決することができるのです。

リーダーに問題を分析する力がないと・・・

リーダーに問題を分析する力がないと、チーム全体が間違った方向に行ってしまうことになります。

なぜなら、リーダーはチームが進むべき道を指し示す役割だからです。

だから、リーダーにとって、メンバーの意見を聞くことはとても大切なことですが、その意見をただ採用するだけではリーダーとして失格です。

リーダーはそれらの意見を踏まえつつ、自分自身で状況を分析して決断をしなければならないのです。

スタッフに伝えるスキル

リーダーにはスタッフに伝えるスキルも重要です。

リーダーが頭で思い描いているイメージを、メンバーにも思い描いてもらう必要があるからです。

そのためにはコミュニケーションのスキルが重要です。

たとえば、頭の中でどれだけ優れた判断や決断をすることができても、同じ目的、目標の達成を目指すチームのメンバーが、リーダーと同じイメージを頭に描き、行動できなければ、目標の達成はできません。

場を作るスキル

リーダーにはいろいろな場を作るスキルが求められます。

メリハリがないと、チームのパフォーマンスが落ちるからです。

メンバーが持てる能力を最大限発揮できるように、環境を作る必要があるのです。

たとえば、仕事で力を発揮しようと思ったら、仕事を楽しむのが一番です。

人は楽しめている状況がもっともパフォーマンスを発揮できるからです。

一方で、気持ちが緩んで「なぁなぁ」になってしまうと、パフォーマンスはは低下します。

緊張のし過ぎはダメですが、ある程度の緊張感はパフォーマンスを高めます。

ミスなどがあった場合に、次につながるような対応を実施しなければ、良いチームになっていかないのです。

つまり、質の高いチームにしていくためには、仕事を楽しめる環境を作りつつ、時に緊張感を醸成することが必要ということです。

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まとめ

リーダーに必要な4つのスキルについて書きました。

この4つは、強いチームを作るのにとても重要なスキルです。

たとえば、スキルのないリーダーだと、チームに不具合が起こってしまいます。

そうならないように、必要なスキルを身に付けて行きましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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