【要実践】人のやり方にイライラしなくなる2つの方法

個人能力向上

人のやり方に対してすぐにイライラしてしまいます。なんでそんなやり方をするんだと腹が立ちます。ダメだなとわかっていますが、どうしても抑えることができません。イライラしないようになるために、良い方法はないでしょうか?

この悩みを解決していきます

この記事の内容

  • 目的達成にフォーカスすればイライラはなくなる
  • 自分とはちがうやり方にイライラするのではなく、関心と学びの姿勢を持てば、自分のレベルアップにつながる
イライラするのは精神的に疲れます。
しない方がいいとわかっているのに、それでもなかなかやめることができません。
今回の記事は、その解決方法を書いてきます。
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人のやり方に対してイライラする理由

人のやり方に対してイライラしてしまう理由は次の3点です。

 

  • 自分のやり方が当たり前という意識
  • 自分の能力を過信している
  • 相手に関心が向いていない

掘り下げていきます。

自分のやり方が当たり前という意識

自分のやり方や考え方が「当たり前で正しい」と考えていると、イライラします。

なぜなら、周囲の人も同じように自分のやり方や考え方を当たり前と思っているからです。

当たり前は人によって違います。

朝起きてすぐに歯磨きをする人もいれば、まずはトイレに行く人もいます。

真っ先に仕事をする人もいるのです。

それぞれがそれぞれに当たり前にしていることです。

それに対してイライラしても、意味がありません。

逆に言えば、あなたのやり方に対してイライラしている人もいるかもしれません。

それを前提に考える必要があります。

自分の能力を過信している

自分のやり方がもっとも正しいと、自分自身の能力を過信すると、周囲にイライラします。

自分のやり方を周囲が認めなければ、おかしいと思うからです。

自分のやり方はあくまでも現時点の自分に適しているやり方で、他の人に合うかどうかは別の問題です。

それに、そのやり方がベストだと思った時点で、あなたの成長は止まってしまいます。

他の人のやり方から取り入れられるものがあるかもしれない、と考えることで、より成長できる可能性があるかもしれません。

自分の成長のためにも、自分のやり方に固執してイライラするのは損です。

相手に関心が向いていない

自分の関心を周囲に向けていないと、イライラします。

周囲の人を理解しようとしないと、自分の都合の良いことばかりを考えてしまうからです。

自分の都合の良いことは、相手にとって都合の悪いことかもしれません。

自分のやりやすい方法は、相手にとってやりにくい方法かもしれません。

だれしも今まで慣れ親しんだやり方がやりやすいのです。

そのやり方をまずは認めることが重要です。

そうでないと、相手もあなたのやり方に関心を持ち、認めようとしてくれないからです。

たとえば、新しく入ってきた職員がいきなり今までのやり方を否定したらどう思いますか?

多くの人は「ここにはここのやり方がある。それを十分に知りもしないでいきなり否定するなんておかしい。まずは今までのやり方を理解したうえで意見を言うべき」と思うでしょう。

お互いのやり方を理解するためには、相手のやり方をまず理解しようとすることが大切なのです。

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人のやり方にイライラしないで自分をレベルアップする方法

人にイライラしない方法は次の2点です

 

  • 目的に重点をおき、それ以外については気にしない
  • 自分とはちがうやり方に関心と学ぶ姿勢を持つ

掘り下げていきます。

目的に重点をおき、それ以外については気にしない

ものごとについて、目的だけを重視して、それ以外の過程を気にしないようにすれば、自分とはちがうことにイライラしなくなります。

なぜなら、目的を達成する方法は、ひとつではないからです。

たとえば、あなたはたい焼きをどこから食べますか?

  • 頭から食べる
  • 尻尾から食べる
  • 半分に割って真ん中から食べる

という食べ方が考えられますよね。

その根拠として次のようなものがあげられます。

  • 頭から食べるのが王道。あんこがつまっているし、ひと口目からおいしい。
  • しっぽから食べた方が、あんこがたくさんつまっている頭で食べ終わることができ、食べた後の余韻を楽しむことができる。
  • 半分に割って食べた方が、頭よりもあんこがつまっていてひと口目がおいしい。

それぞれが主張して、自分とはちがう食べ方に対して、異を唱えイライラします。

こういった議論は「たい焼きをおいしく食べる」目的なら意味があるかもしれませんが、ここでは単純に「たい焼きを食べる」ことが目的です。

「どこからでも好きに食べたらいいやん」ということです(笑)

つまり、食べ方について意識を持つからイライラするわけで、食べるという目的にだけフォーカスすれば、食べ方はどうでもよくなってイライラしなくなります。

ここまで読んでもらって「それぞれのやり方で最後まで食べきれなかったらどうするんだ、目的が果たないじゃないか」という反論があるかもしれません。

しかし、その時になってはじめて食べ方を考えればいいのです。

自分の食べ方を押し付けると、相手はたい焼きを食べることが嫌になるかもしれません。

すると「なぜたい焼きを食べないんだ」と、もっとイライラする状況に陥ります。

自分とはちがうやり方に関心と学ぶ姿勢を持つ

自分とちがうやり方には、自分を成長させるヒントが詰まっています。

なぜなら、自分の価値観というフィルターを通したやり方では、たどり着けない方法かもしれないからです。

私たちが選択している方法は、私たちが過去に経験、体験したことに基づいた方法です。

ということは、自分よりもレベルの高い過去の経験や体験を持っている人のやり方は、自分の発想では生まれてこない良い方法である可能性があります。

このレベルの高い、という意味は、個別の案件についてであって、人格的な意味を指すわけではありません。

たとえば「100枚のチラシを10分以内に半分に折りなさい」というミッションがありました。

私は全速力で一枚一枚折って、なんとか時間に間に合わせようとしました。

しかし、隣の人に目を向けてみると、次のようなやり方をしていました。

  • 20枚程度を重ねて半分に折る
  • 半分に折れた一枚一枚を重ねる
  • 最後にもう一度20枚同時に折り目をつける

必死で折り込んでいる私を尻目に、悠々と制限時間までに仕上げてしまいました。

「そんなやり方じゃ、一枚一枚きれいに折れないじゃないか」と私が自分のやり方にこだわっていたら、イライラの元になっていたかもしれません。

でも、その時に重要だったのは

  • チラシを100枚折る
  • 制限時間内に仕上げる

これだけです。

それに対して私の取ったやり方の元はこうでした。

  • 紙は一枚一枚折るものという固定観念
  • 仕事は丁寧にしなければならないという固定観念
  • ものごとはコツコツ一生懸命やるのが正義という固定観念。

目的に対して、私の固定観念から選んだ手段が合致していませんでした。

イライラするのではなく、なにかを学び取ろうとする姿勢を常に持つことは、自分にとって間違いなくプラスになります。

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まとめ

人にイライラしない方法について書いてみました。

自分の価値観からくるやり方、考え方を当たり前とし、それをもとに相手のやり方や考え方を見ると、イライラすることになります。

そして、自分のやり方を相手に強要すると、人間関係が悪くなる原因になります。

逆に、あくまでも目的にフォーカスし、その目的の達成のためにはどんなやり方でも認めて受け入れる、という姿勢であれば、イライラしない上に自分のレベルアップのチャンスにもなります。

短気は損気という言葉があるように、イライラは自分のパフォーマンスを下げるだけでなく、周囲のパフォーマンスも下げてしまうので、しない方がいいですね。

この記事を読んでくださった方のイライラが少しでも鎮まれば幸いです。

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