気づきを解放するために 心理的盲点を排除する

個人能力向上

「温暖化」なんてのはどこの星の話かしら?と思うぐらい冷え込みが厳しくなってきましたね。

布団から出るのがつらいですし、身体がこわばっているのがよくわかります。

こういうときって腰を痛めやすいですからね。

介護職の方はくれぐれもご注意ください!

さて、今回は「気づき」について書いていきたいと思います。

介護の仕事においては非常に重要なものですからね。

お付き合いいただけたらと思います。

気づきの能力を高めるためには?

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気づきの力を持つためにアンテナを立てる

介護の仕事で非常に重要というか、これがないとレベルの高い介護職にはなれまへんで!というもののひとつに気づきの力があります。

私が介護職になりたての頃、特別養護老人ホームの介護主任から口酸っぱく言われたのが、「一つの業務を実施している最中に10個の気づきを持ちなさい」ということでした。

例えば利用者さんに呼ばれて移動する際、その道中の床が濡れていないか、移動する際に障害になるような物はないか、途中にいらっしゃる利用者さんの顔色はどうか、などなど、いろんなことにアンテナを立てながら行いなさいってことですね。

なるほどなぁと思いながら日々鍛錬しましたね。

これって意識するかしないかで大きな差が生まれるんですよ。

アンテナを立てないでただ歩いているだけではなんにも入ってこないんですよね。

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心理的盲点(スコトーマ)ってなに?

例えば、あの車ほしいなぁと思った後から、町でやたらとその車種が目に入るようになった経験ありませんか?

ありますよね!

あなたがその車が欲しいと思ったから、街中でその車が増えたわけではないですよね。

これまでもその車種は同じぐらい走っていたんです。

でもあなたの中にそのアンテナが立っていないから、引っかからないんですよね。

それが興味を持った途端に気づくようになるわけです。

人は目からたくさんの情報を得ています。

その際に脳でどこまで認知するか、取捨選択しているんですね。

自分が興味を持っているものなら、つまりアンテナを立てているものなら引っかかって脳が認知しますが、そうでないものは捨てられてしまうのです。

例えばコンビニのローソンの看板、どんな看板が書けますか?

なんて書いてましたかね?

どんな絵が描かれてました?

そして色は何色が使われていたでしょう?

はっきり思い出せる方はなかなかいないのではないでしょうか?

なぜなら、私たちが必要とする情報って、ローソンかどうかが分かればいいわけで、看板の詳しい内容まではいらないからなんです。

つまり、人は自分の見たいものしか見ないんですね。

視界に入っていても、自分が見ようとしていないものは認知されないんです。

これを心理的盲点(スコトーマ)と言います。

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アンテナをたくさん立てよう

逆に言うと、アンテナをたくさん立てれば、たくさんの情報を認知できるということです。

介護の現場ではたくさんの気づきが必要になります。

利用者さんの体調変化や、次にどういった行動をされそうか、また事故を防ぐための環境への気づきなど、あらゆる場面で認知できているかどうかが影響してくるんですよね。

ですから気づき力を高めることは、介護力を高めることにもつながるわけです。

事故防止については危険予知トレーニングというものがあります。

絵や写真を見て、なにが事故につながりそうか、想像していくトレーニングですね。

アンテナを作るには非常に効果的だと思いますね。

 
心理的盲点を理解しアンテナをたくさん立てることで気づきを増やそう
 

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