今日はクリスマスですね!!
私が働く介護施設でもクリスマス会が開かれる予定となっています。
クリスマス会での私の役どころは、一昨年はサンタクロース、去年はサンタクロース役を利用者さんに譲って私はトナカイをやらせていただきました。
さてさて今年はスタッフに何をやらされるでしょうか(笑)
この寒さでいくと、ホワイトクリスマスになるかもしれません。
若いカップルさんにはロマンティックでいいかもしれませんが、働く私としては迷惑以外のなにものでもありませんね(笑)
今回の記事は介護人材の不足が深刻化しているよ、どう解決していくのよ!というお話しです。
介護人材の不足が深刻化
2025年にはどんなことが起こるかご存知ですか?
先日まではこの質問で良かったのですが、最近は「大阪万博が開催されます!」と返ってきてしまうので少々困っております(笑)
まぁ、その大阪万博が開催されることもこの問題を助長することになりますので、無関係ではないんですけどね。
2025年に何が起こるかというと、団塊の世代の方々が全員75歳以上になる年なんです。
その結果介護を必要とする人が激増し、試算では介護職が約40万人足りなくなると言われています。
大阪万博が無関係でないというのは、その前の2020年に開催される東京オリンピックと同じ理由からなんですが、介護職の数は景気に反比例してすると言われているんですよね。
つまり、景気がいい時は一般の仕事でも求人が出るのでそちらに流れてしまい、給料が安くて仕事がきつい介護職に就く人が減ってしまうんです。
逆に景気が悪くなると一般の仕事にはなかなか就けなくなります。
その時は慢性的に人手が不足している介護の仕事なら、正社員として容易に就職しやすいということで、なり手が増えるんですよ。
だから先日までは東京オリンピックが終わったあたりから増えていくと期待していたのですが、大阪万博開催決定によってその目論見はもろくも崩れ去りました(笑)
介護職不足を補う外国人とロボット
介護職が不足するということは介護が必要な人が十分な支援を受けられなくなるということです。
それは日本社会が危機的状況に陥るということでもあります。
なぜなら介護を頼めないので今以上に介護離職が発生し、介護以外の業界でも人材不足となって経済の停滞を招くことになるでしょう。
それを避けるべく今取り組まれているのが、海外からの人材確保とロボットの開発です。
海外からの人材確保はベトナム人や中国人などに、介護の技能を習得する目的である技能実習生として日本で働いてもらうことで達成しようとしています。
ロボットについては、介護職に代わってロボットでできることを増やし、介護職が少なくても十分な支援が提供できるようにしようということです。
介護職不足は解消されるか?
現時点でロボットの実用化はまだまだ難しいというが現実的な話しですね。
介護職の負担を多少軽減してくれるレベルではありますが、例えば本来の必要人数から1人削ることができる、というレベルではありません。
外国人に関しても、日本に来たいと思う人が少しずつ減少している状況です。
先日のニュースで流れていたように、外国人技能実習生が労働環境や生活環境が劣悪で、100人を超す方が亡くなっているというようなネガティブな話しが要因の一つとしてあります。
それ以前に、日本には入国にするにあたっていろいろな規制があって、ハードルが高いのです。
しかも頑張ってそのハードルを越えてまで日本に行きたいと思ってもらえるほど、日本にはもう他の国と比べて魅力がないのです。
だからより簡単に入国できる他の国に人が流れて行ってしまっているというのが現状ですね。
なにかしら手を打たないとこの状況は今後も加速していくと思われます。
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