いつでも機嫌が良い状態を維持する方法

個人能力向上

毎日、どんなときでも機嫌良く過ごしている人がいます。

声をかけると常に気持ちの良い応対をしてくれます。

そんな人が職場に1人はいるのではないでしょうか?

逆に1人か2人ぐらいしかいないかもしれません。

その人はどうしていつでも機嫌良くいられるのでしょう?

そのメカニズムと、いつでも機嫌良くいられる方法をまとめてみました。

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常に機嫌がよい人にもあなたと同じようなことが起こっている

日々の暮らしの中で起こる出来事は、環境によって若干の違いはあるものの、大きく見るとそれほど差があるわけではありません。

朝起きて会社に出勤するまでの間、車通勤なら車通勤なりの出来事が、電車通勤なら電車通勤なりの出来事が起こります。

たとえば車を運転中、急に割り込んでくる車があったり、人が飛び出してきたりといった経験はだれしもあるでしょう。

満員電車に揺られて出勤する方は、それだけでストレスになり、疲れてしまいます。

その他にも、体調が悪い日もあれば、寝不足で身体がだるい日もあります。

親や兄弟、恋人とケンカすることもあるでしょうし、自分の思い通りにいかないこともあります。

多くの人はこれら外側からの出来事に影響を受けて、気分の浮き沈みが起こります。

これは言い換えると、自分の意思が自分の意思では及ばない事柄によって影響を受け、その状況に合わせているということになります。

つまり、自分の感情を自分でコントロールするのではなく、自分ではどうすることもできない外的要因によってコントロールされてしまっているのです。

ストレートに心が反応し、気持ちが沈み、表情や声のトーン、身振り、手ぶりに現れるのです。

そして、つい人に愛想がなくなってしまったり、愚痴を言ってしまったりしてしまいます。

しかし、いつでも機嫌よくいる人にも、同じようにいろいろな出来事が起こっています。

外的要因は、浮き沈みの激しい人にも、常に機嫌が良い人にもやってきます。

その中でも常に機嫌がよくいられるのはどうしてでしょうか?

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ものごとの受け取り方はすべて自分で決めることができる

ものごとの良し悪しを決めているのは、実は自分です。

起こったものごと事態に良い、悪いがあるのではなく、ものごとに対して良いと思うか、悪いと思うかで良し悪しが決まるのです。

つまり、同じ出来事も、その人がどう受け取るかによって変わるということです。

たとえば、雨が降ってきたとします。

傘をさすわずらわしさや、服や靴が濡れることに対しておっくうな気分になる人がいます。

その一方で、お気に入りの傘を最近購入した人は、「その傘を使うことができる」という楽しみの機会として受け取ることができます。

待ち合わせの時間に相手が遅れてきたことに対して腹を立てる人がいる一方で、その時間を利用して他の人にメールを送ったり、kindleで本を読んだり、ネットサーフィンで調べものをしたりと有意義に使う人もいます。

集中したいときに周囲が騒がしい、とイライラするより、自分の集中力をあげる訓練になる、と捉えると、騒がしいのがプラスの要素になります。

身体がだるいときにどこまで仕事を頑張ることができるか、という目標を設ければ、やり終えた仕事リストを見て、ここまでやり遂げられたという自信に変えることができます。

いつでも機嫌よくいられる人は、どんなことが起こっても、プラスにとらえているのです。

だから、起こっているものごとに心を乱されることがありません。

外部から影響を受けるのではなく、自分で決めることで受け取り方を良いものにしているのです。

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すべてのものごとは良いことであるとあらかじめ決める

ものごとはすべて自分の受け取り方次第で良いことになるか、悪いことになるかが決まるということがわかりました。

起こる出来事が変わらなくても、良いことか悪いことかはすべて自分で決めることができるということです。

外で起こる出来事に対して「なんで自分にばかり悪いことが起こるんだ」ととらえるのではなく、出来事をすべて良いことととらえてしまえば、悪いことなんてないと言えます。

そんな仙人みたいな考え方が持てるか、と思うかもしれませんが、実は普段私たちは実際にやっているのです。

たとえば、自分が尊敬し、信頼している上司がすることに対しては、最初から正しいと思って受け取っていませんか?

法を犯すとか、よっぽどまちがったことでない限り、正しいことを前提として話しを聞いたり、行動を見たりしているはずです。

しかし、尊敬できず、信頼もしていない上司の話しや行動に対しては、最初から拒否的な受け取りをしています。

どちらの上司もまったく同じことをしていたとしても、受け取る側の気持ち次第で変わるのです。

普段は無意識でやっていることを、意識的にプラスに受け取るようにすれば、見え方が変わってきます。

繰り返しになりますが、要はすべて自分の受け取り方次第ということです。

ですから、自分の周囲で起こることは、すべて良いことだ!とあらかじめ心に決め、受け取ることにしましょう。

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まとめ

いつでも機嫌良くいられる人は、ものごとの捉え方を自分で決めているということがわかっていただけたと思います。

また、それはけっして特別なことではなく、私たちも同じように自分で決めているのです。

ただ、普段は無意識のうちにやっています。

それを意識化することで、気持ちよく過ごせるようになるということです。

1日24時間という、だれにも等しく与えられ、そしてそれは有限の時間であるわけですから、気持ちよく過ごせるほうがいいですよね。

自分の捉え方を変えて、気持ちよく過ごせるようにしませんか?

それがあなたの意識しないところでプレゼントになり、あなたとかかわる人が気持ちよく過ごせるようになるのです。

そうすればおのずと職場は明るく楽しいものになります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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