仕事を中心に生きてきた40代「今まで生活のために仕事を頑張ってきた。出世して給料をたくさんもらって、家族を養っていくのが自分の使命と思っていたんだよね。人生も半分近くが過ぎて、ふと疑問に思うことがある。本当にこのままでいいんだろうかって。今の仕事が嫌いなわけじゃないけれど、もっと自分が求める人生を送りたい」
こんな悩みを解決します。
この記事の内容
今置かれている状況はあなたにとって理想的な環境ですか?
自分が楽しむための時間を十分に持つことができていますか?
やりたい仕事に就き、楽しんで働けていますか?
これまでは我慢することが当たり前でした。生活していくために。
しかし、これからの時代は好きなことをして食べていける時代だと言われています。
たしかに、インターネットの普及によって、社会が大きく変革しているのを実感しますよね。
だから、これまでできなかったこと、諦めなければいけなかったことが、実現できる世の中になってきているのです。
ただし、きちんと自分の軸を持って、選択していった人だけがたどり着けるわけですが。
ということで、今回は理想の未来を手に入れるための自分軸を作る方法というテーマで書いていきます。
他人軸ではなく自分軸を取り戻す
私は今まで他人軸で生きてきました。
会社に貢献して、出世し、給料を稼ぐことが正義でした。
自分はどんな人生を送りたいのか、どんな風に仕事をしたいのか、は後回しでした。
しかし、これからはそれを考え実現できる時代です。
自分軸がわからないのはどうして
多くの男性は、一昔前までひとつのフォーマットの中で生きてきました。
- 良い学校を目指す
- 良い会社を目指す
- 結婚して家庭を築く
- ひとつの会社で仕事をまっとうする
ほとんどの人がこのルートを辿ろうと、同じ方向を向いて走っていたのです。
- どのような仕事をしたいか?
- どのような環境で働きたいか?
- プライベートの優先順位は?
走り出してから、これらのことを考える余地はあまりありませんでした。
生活するための収入源が確保するため、仕事ありきの人生だったと言えるのではないでしょうか。
いっぽうで女性に関しては次のような感じです。
- 社会に出てしばらく働く
- 結婚して出産、育児
- 少し時間ができたらパート
しかし、少しずつ時代の変化が見られ、女性も男性と同様に仕事を重視する人が増えました。
結婚して出産し、子育てをするのが当たり前ではなくなったのです。
子育てや家事の在り方も変わってきました。
女性の役割という考え方から、男性も女性も平等に生活しましょうよ、という考えに変わってきています。
以前と比べると多様な生き方が許容される社会になったのです。
この点からも、これまでと比べて選択肢が増えたと言えます。
しかし、以前のフォーマットで思考停止したまま走ってきた私たちは、選択する基準を持てずにきたのです。
「はて、自分はなにを判断基準にしてこの先の人生を考えたらいいんだろう?」
そのような状態になってしまう人が増えているのではないでしょうか。
自分軸を持つ重要性
さらに、時代が変わって、インターネットが普及し、頑張れば個人でも稼げるようになりました。
パソコンを使ってどこにいても仕事を受注し、パソコンで完結できる仕事が出てきたのです。
- ホームページ作る等のプログラミングの仕事
- ブログで広告収入を得る
- ブログやSNSで商品を販売して報酬を得る
- 文章を寄稿するライティングの仕事
- You Tubeで動画配信し広告収入を得る
また、終身雇用制が崩壊し、同じ会社でずっと働き続けることのメリットが大幅に減りました。
そして、男女ともに転職することへの抵抗が減少して、キャリアアップのための転職が当たり前の時代になってきています。
加えて少子高齢化が進んで働き手も減る中で、求職者が売り手市場になっている現状もあります。
つまり、労働の選択肢が増えてきた、ということなのです。
他人軸ではなく自分軸に戻す
この時代の流れをひとつのチャンスとしてとらえ、そのチャンスを活かすためのスキルを身につけなければなりません。
これまでの決められた他人軸のレールから脱却し、自分が求める未来を手に入れるための、自分軸が必要なのです。
より豊かな人生を送るためには、これからは必要不可欠なことです。
自分軸の作り方
では、どのようにして自分軸を作っていけばいいのでしょうか。
その方法を考えていきます。
過去の延長ではない未来に向けて
現在私は43歳です。
これまで43年間積み上げてきた経験があります。
しかし、この経験は他人軸によって得られたものです。
ということは、過去の延長で未来を考えると、他人軸の未来になってしまいます。
つまり、過去や現在を切り離して考えなければ、本当に自分が求める未来を思い描くことはできません。
仮に次のような要素に制限がないとしたら、自分はどんな生活を送りたいのか、どんな風に働きたいのかを考えてみます。
- お金
- 時間
- 経験
- 環境
これらの要素は、自分のやりたいことの足かせとなり、目標設定する際の邪魔になります。
過去や現在を排除した上で、未来を考えることで、自分が本当に求める将来が描けるようになります。
- どんな仕事をしたいか?
- どんな環境で働きたいか?
- プライベートの過ごし方は?
- 毎日どんな生活をしたいのか?
- 1日をどのように過ごしたいのか?
これらを具体的にイメージしていきます。
書きだしていくのが一番いいですね。
そうすることで視覚でも確認できるようになります。
自分の棚卸をする
次に、今の自分がどんな経験や資格を持っているのかを棚卸します。
棚卸をする前に先に未来を考えておく、というのがポイントです。
自分の棚卸をして、その経験が生かせる未来を、と考えると、それは過去の延長線上の未来にしかならないのです。
繰り返しになりますが、過去や現在にとらわれずに未来をイメージしないと、自分が本当にほしい未来には辿り着けません。
さて、棚卸をしたら、自分が思い描く未来に向けて役に立つものと、これから得なければならないことをまとめていきましょう。
「いやいや、自分は歳を取りすぎているから無理だ!」と思うかもしれません。
でも、カーネルサンダースがケンタッキーフライドチキンを作って成功したのは60歳を過ぎてからです。
歳を取り過ぎていることを言い訳にできない良い例ですよね。
そして勇気付けられる事実でもあります。
自分軸で描いた未来に向けて計画を立てる
思い描く未来に向けて、今あるもの、これから手に入れなければならないものが明確になったら、実現するための計画を立てていきましょう。
最終的な期限を設け、逆算で目標を立てていきます。
目標はざっくりとでいいです。
未知の生活を手に入れるための計画なので、最初から完璧なものはできませんし、完璧にする必要もありません。
どうせ目的地に向けて進んでいく中で、変更しなければならないことも出てきます。
行動できる指標となればよいです。
逆算して目標を立てていくことで、未来を実現するために今何をしなければならないかが明確になります。
一番良くないのは計画に時間を取られ過ぎて、行動できなくなってしまうことです。
いくら立派な計画を立てても、行動しなければなにひとつ実現できることはありません。
自分軸に基づいて行動する
計画ができたら、その自分軸に基づいて、自分の求める未来を手に入れるために行動しましょう。
日々の物事の判断については、自分が求める未来に近づけるか、そうではないか、が判断基準となります。
要は自分がなりたい未来の自分、というのが自分軸ですね。
これに基づいて行動し、判断し、決断していくことで、理想の未来に近づいていくことができます。
まとめ
自分軸の重要性と作り方について書きました。
私は企業戦士として長く仕事をしてきました。
その中で自分の軸ではなく、会社にとってプラスかマイナスか、を中心に物事を判断することが多かったと思います。
企業に属するものとしては、それは必要なことですし、悪いことだと思いません。
しかし、そうすることが自分の求める未来につながっているのかどうかを考えることは、自分の人生を豊かにするために必要だと思います。
その結果、私は独立しましたが、独立することが正解とは限りません。
会社で重要なポジションにつき、たくさんの給料をもらって、やりがいを持って働くのも素晴らしい人生です。
いずれにせよ「自分が決めた人生を生きましょう」と言うことですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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