仕事はつらいもの、楽しくないもの、でも生活するためには仕方がない、と考えている人が多いのではないでしょうか。
でも、1週間の中で約40時間、1ヶ月に160時間以上の時間を費やすわけですから、仕事が楽しいか楽しくないかは、人生にとても大きな影響を与えます。
今回は、仕事を楽しまないといけない理由を書いていきます。
仕事が人生の時間の約半分を占めているので楽しまないと損!
まずは仕事を楽しまないと損ですよ、というお話しから入りたいと思います。
一回きりの人生(死んだことがないので本当かどうかはわかりませんが)充実したものにしたいですよね。
ということで、まずは現役時代の半分の時間を仕事に使うのだから、楽しまないと損、というお話しです。
私たちが働く期間を20歳~65歳までと仮定します。
これぐらいの年齢の間は、身体も元気で結婚や出産などのトピックも豊富な期間です。
人生を豊かにするために、大切な期間でもあるはずです。
その期間に仕事の占める時間がどれぐらいの割合になるかというと、次のような計算になります。
まずは正社員として1日8時間勤務、週に40時間、月に160時間働くと想定しての計算です。
ちなみに、この計算で行くと、年間休日は120日になります。
1ヶ月160時間×12ヶ月=1920時間
ここに、出勤前の準備や通勤時間、おおよその残業時間を合計3時間と想定して足します。
①3時間×(365日-120日)=735時間+1920時間=2655時間
これが一年間に仕事に費やすであろう総時間です。
一年間は時間になおすと8760時間ですが、活動していない睡眠時間をここから引きます。
1日8時間寝ると仮定して年間で2920時間、これを年間の総時間から引きます。
②8760時間-2920時間=5840時間
5840時間が活動に費やせる時間ということになります。
①の仕事に費やす時間を、②の活動に費やせる時間で割ります。
2655÷5840×100=45.5%
つまり、バリバリに働いている45年間の間、約半分の時間を仕事に費やしているということになります。
その仕事が楽しくないと、人生半分損しているようなものですよね。
仕事によって達成感、充実感が得られます
人はどんな時に満足感や充実感を感じるかというと、難しい課題をクリアして目標を達成したときです。
試しに自分の人生を振り返ってみてください。
たとえば学生時代に野球部で優勝したとか、頑張って描いた絵が賞を獲得したことなどが思い浮かぶのではないでしょうか。
仕事だと、頑張ったり苦労した結果、会社から評価を得られたり、自分が喜びを感じる成果を得られたりしたときのことが頭に浮かんできませんか?
つらかったり、苦労した、というのが、満足感、充実感を得るポイントとなります。
ゲームをする方だとよくわかると思いますが、昔スーパーマリオブラザースというファミコンソフトが流行りました。
何度もチャレンジして、なんとかゲームをクリアできた時の達成感はなかなかのものでした。
一方で、ゲームクリア後のエンディングを見たいがために、無限増殖の裏技を使った途端、ゲームがとてつもなくつまらないものになった経験をお持ちの方もいるはずです。
いくらミスしてもゲームオーバーにならないので「また最初からやりなおしじゃん!」という緊張感がなくなります。
それでなんとなくゲームをクリアしてエンディングを見ても、なんの達成感も感動も得られませんよね。
人間は、困難なことにチャレンジしてクリアすることで、達成感や充実感を得られるようにプログラミングされているようです。
仕事の中では、自分次第でいろいろなチャレンジが転がっているはずです。
積極的にチャレンジし、困難に合えば、その分だけ達成感や充実感が得られるということです。
だから人生を豊かにするためには、仕事の時間をなんとなく過ごし、なんとなくお金を稼ぐよりも、困難にチャレンジをしてクリアしていく機会を増やしすことで、人生が豊かになります。
仕事を楽しめばプライベートも充実します
「笑う門には福来る」ということわざがあります。
人生は楽しんでいればうまくいくようになっているそうです。
このことは、メンタルトレーナーのパイオニア、西田文郎さんや、介護甲子園の元である居酒屋甲子園を作った大嶋啓介さんが著書の中で書いておられます。
上記の2人以外にも、成功者と呼ばれるほとんどの方の共通している部分として、仕事を楽しむことで大きな成功を成し遂げています。
仕事を楽しんですることで、難しい課題や難題をクリアしていくことができるようになり、また新しいチャンスが巡ってくるのです。
良く言われる引き寄せの法則というものですね。
仕事で成果が出れば、給料が増えるチャンスも広がります。
収入が増えれば、プライベートでも使えるお金も増えるわけで、いいことづくめです。
また、お金以外でもプライベートに対するプラスの効果が得られます。
これまでは仕事の憂さ晴らしにつかっていた時間が、仕事の憂さがなくなることによって、もっと大切に使うことができるようになります。
プライベートでも新たなチャレンジをしたいと思うようになるかもしれません。
こうなると好循環で人生が充実していきます。
まとめ
仕事を楽しむことで人生が豊かになる、ということを書いてみました。
ある意味人生の半分を占める仕事が充実することで、残りの半分の時間も充実したものになり、相乗効果によって人生全体が豊かになっていきます。
そのためには、多くの人が持っている「仕事はつらいもの、しんどいもの」という固定観念を外していくことが大切です。
それについては後日、記事をアップしていきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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