介護士の夜勤あるある【恐怖体験あり】

その他

職業にはいろいろな「あるある」がありますよね。

私が服飾雑貨店の店員だった時代の「あるある」は、プライベートで買い物に行っても、平気で女性の下着を見て回ってしまうことです。

というのも、当時お店の下着全般の担当で、どうやったら魅力的なディスプレイができるか、と研究していたものですから、プライベートでも観察してしまうという病気を発症しました(笑)

いっしょに買い物に行った人は、思いっきり引いていましたけど・・・・。

傍から見たら、若い男性が女性用の下着を眺めて、しかも時々手に取って見てる光景って、かなり危ないですよね。

今はもう改善されていますが、治るまで結構時間がかかりました。

さて、介護職にも介護職ならではの「あるある」があります。

こちらも結構強烈なんですよね。

今回は介護職の夜勤での「あるある」を書いていきます。

ちなみに、私は介護職として特別養護老人ホームで6年間働いた経験があります。

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介護職の夜勤あるある職員編

老人ホームで夜勤をしたときのあるあるを書いていきます。

きっと「たしかに!」と思ってもらえる内容があるはずです。

まずは職員編。

夜勤明けの朝は眠い!睡魔との過酷な戦い

夜勤は仮眠があるとはいえほとんど休めません。

神経が起きていますからね。

出勤当日は寝だめしていきますが、夜勤が明けた日の朝にはかなりの睡魔が襲ってきます。

ある日、朝の起床介助の際、利用者さんの居室に入ったら、職員が白目向いて仁王立ちしていたことがありました。

睡魔に負けたんでしょう、立ったまま寝ていたんです。

完全にホラー映画の光景でしたね(笑)

立ったまま寝る芸当は特殊能力の持ち主であるとして、通常、身体を動かしているうちはまだなんとか耐えることができます。

しかし、朝食の食事介助が始まったら最後、一気に睡魔に飲み込まれてしまいます。

座って介助していると、意識がとぶんですよ。

時には舟をこいでいたり・・・・。

それで介助している利用者さんに起こされたりしてね(笑)

早く食べさせろよってな具合ですね。

夜勤2人は相方でテンションが上下する

夜勤は少人数で行われます。

多いところで1フロア2人、少ないと1人ですね。

2人っきりだと、相性が悪いとけっこうつらいですよね。

会話がしんどかったり、仕事の連携がうまくいかなかったり。

最悪はまったく会話がなかったりね。

だから、組み合わせは非常に重要なのです。

勤務表が出たら誰と夜勤なのか、真っ先にチェックしていました。

組み合わせが悪い時は、シフトを作ったリーダーに怒りを覚えることも(笑)

シフトを作る方も大変ですよね。

知らない間に恨まれている場合があるわけですから。

夜勤の仮眠、眠れないと言いつつ・・・・

夜勤の仮眠は0時から2時間ずつ交代で取っていました。

ある日、私は先発隊。

スタッフの詰所の奥に、扉で仕切られた4畳ぐらいの休憩室があり、そこで横になります。

しばらく休んでると、ずいぶん体が楽になります。

休憩が終了する2時となり、「お先でした」と交代して相方が4時まで仮眠に入りました。

ところが、4時になっても起きてこない・・・・。

そのうち起きてくるだろうと、仕方なくひとりで明け方のおむつ交換を開始しました。

ところが、いつまで経っても「すみませんでした!」と現れる気配がない。

この日の相方は若い女性でしたが、女性が寝ている部屋に入って起こすのはどうしても気が引けます。

結局おむつ交換が全員終わった頃に、顔を青くして休憩室から飛び出してきました。

第一声目は「なんで起こしてくれないんですか!!」(苦笑)

そんなん無理ですよ。

てか、確信犯だったりして?

 

夜勤の時の暗黙の了解とは

私が働いていた施設では、夜勤時は相方になにか差し入れを買っていくのが暗黙の了解となっていました。

シュークリームやプリン、パンといったものです。

いつから始まったのかは知りません。

私が働きだしたときには、完全に慣例化していました。

だから夜勤の時はコンビニに寄って、購入してから出勤してましたね。

今考えると面倒なことをしていたなと思います。

ひとつのコミュニケーションだったのかもしれませんけどね。

他にもそんな施設あるんでしょうか。

夜勤時の食事、食べないとやってられないから太る

夜勤はとっても長いお仕事です。

16時間、施設から出られないと考えるだけで、ストレスになります。

で、お腹も減ります。

だから食べないとやってられません(笑)

とにかくひたすら食べまくってました。

9時頃 晩御飯のお弁当

0時頃 お茶碗一杯のご飯でお茶漬け

1時頃 差し入れのシュークリームなど

5時頃 お粥と梅干

6時頃 朝ごはんとデザート

こんな感じ。

介護職なのでけっこう動き回ってましたが、夜勤が増えるとさすがに太りだしたので、プライベートでも毎日ジョギングしてました(20代後半~30代前半と若かったので)

介護職から施設ケアマネに転職したら、夜勤はなくなったのに爆発的に太りましたけどね。

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介護職の夜勤あるある利用者編

職員へんに続いては利用者編です。

どんどんいきます。

夜勤は怖い、時には肝試し状態になることも

夜勤では定期的に居室を巡回します。

利用者さんに異常がないかを確認するためです。

ある日の夜勤、とある利用者さんの居室に行くと、ベッドに姿がありません。

「あれ?どこに行かれたのかしら?」

周囲は寝静まって、音のない暗闇です。

と、不意に物陰から登場されて、「うわぁ!」と思わず声を上げそうになるのを必死で押さえました。

声上げてしまうと、利用者さんが驚いて転倒する危険がありますからね。

それにしても本当に心臓に悪いです(笑)。

続夜勤は怖い、誰もいない部屋から人の声が

今日は誰も利用していないショート用の個室。

巡回で近くを通ると、中から人の声が・・・・。

「え、なんで?」と恐る恐る部屋をのぞくと、別の部屋の住人のかたが、いつの間にか部屋を移動して、見えない誰かと熱心に話し込んでいました。

かなり熱のこもった討論だったようで、興奮冷めやらぬ利用者さんをスタッフの詰め所にお連れし、しばらくお茶をして過ごしました。

いったい誰と話しをしていたのかしら。

これ、自分の部屋でされる方もけっこういましたね。

 

夜勤時のナースコール警報発令

夜勤時の人が少ない中で、利用者さんのナースコールがやたらとかぶったり、対応中に限って別の方からコールが鳴ったりと、なんとも間の悪い日があります。

下手すると、それが一晩中続くことも・・・・。

朝方にはへとへとになって、「あしたのジョー」のように燃え尽きて灰になる、なんて日もありましたね。

 

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まとめ

介護職員の夜勤あるあるを書いてみました。

いかがでしたでしょうか。

まだまだたくさんあるでしょうけどね。

共感していただける内容はありましたか?

夜勤の仕事はいろいろ大変なことも多いですね。

私はもう夜勤をする機会がありませんが、大変さは身に染みております。

担当してくださる介護職さんには頭が下がる思いですね。

夜勤をしてくれる人がいるから、利用者さんの生活が成り立つわけで・・・・。

ありがたいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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